あさが来た 45話 五代友厚の銀行設立への思い

朝ドラ『あさが来た』45話のあらすじと感想です。

祖父・忠政の危篤で実家の今井家に駆けつけたあさ。忠政の死後、今井家に現れた五代に驚いたあさが、なぜここに?と聞くと、五代は今をときめく今井屋の忠興を知らぬ人はいないと説明するのでした。

今井に銀行を勧めたわけ

五代は久太郎に『準備は進んでいますか?』と聞きます。久太郎は来年、銀行の商いを勉強するためにアメリカに留学することになっているのです。

あさは五代に、なんで今井家に銀行を作れと勧めているのか聞きました。

五代は、今井家が政府の信用が厚いこと、資金がたくさんあること、役人の井上馨(かおる)とつながりが深いことを上げ、日本で最初に銀行を作るのは今井家をおいてほかにないというのでした。

銀行は人を助けるのか

五代の話を聞いたあさは、両替屋や銀行が良いものと思えないと言います。お金が人を苦しめるからです。すると五代は、お金は人を苦しめたり命を奪うこともあるが、人を救うのもお金だと説明するのでした。

また、銀行は、お金を金にできる志のある人を、応援する場所だと五代は説明しますが、今のあさにはさっぱりわかりませんでした。

そこへ、五代とあさの話を部屋の外で聞いていた、正吉と新次郎が現れました。忠政のご焼香のため大阪からやってきたのです。

五代の銀行への思い

正吉は『先に仏さんにご焼香を』と言って席を外し、あさも一緒にと席を立とうとすると、五代はいずれ加野屋も銀行にならないといけないと言うのでした。

そして、銀行の役割とその思いを、あさに説明しました。銀行とは単に信用でお金を貸すだけでなく、志のある人を応援したり、お金で人を救うことができるのが銀行であると。

志のある人が増えれば、人も街も元気になる。私がしたいのはそれだと言ったところで、あさを呼びに梨江がやって来ました。あさは五代に礼を言い、席を立つのでした。

ピストルを返す新次郎

五代が帰ろうとすると、新次郎は五代を呼び止めて『先日は家内が大事なものをお借りしたみたいで』と、ピストルを返しました。

そして『そんな大事なものを貸すなんて、西洋帰りの人は女子に親切なこと出すな』と言うと、五代は『だれにでもというわけではありません』と、きっぱりと言い返します。

新次郎vs友厚・あさが来た

新次郎の目が鋭く五代を見返すと、五代は『失礼』と言って帰って行きました。

梨江のはつへの思い

翌日あさとはつは、正吉と新次郎と一緒に大阪に帰ることになりました。

梨江ははつにへそくりを手渡します。はつがそれを拒むと梨江は『たまには弱みを見せなさい。親が子のために何かしたいと思うて何が悪いのや』と叱り、山王寺屋が危ないときに、助けられなかったことを謝ります。

はつは借金取りやお金のこと、子どもの心配などを正直に打ち明けた上で、梨江からもらったお守りさえあったら良いと、お金を受け取らないのでした。

あさが来た 45話の感想

五代友厚の銀行設立への思いと聞き、本来銀行とはこうあるべきものなんだなぁと感動しました。

しかし、今の銀行は、リーマン・ショック以来、貸し渋り、貸し剥がしが横行し、五代友厚の志とはかけ離れた存在となっているのも事実です。

反面、貧困層を対象にした比較的低金利の無担保融資(マイクロクレジット)を実行し、ノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行もあります。日本でないのが残念ですが、五代の志も息づいているんだなあと心が熱くなります。

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