あさが来た 第1週 小さな許嫁のあらすじと感想

主人公の白岡あさは、幕末から明治、大正という激動期の日本で炭鉱を手がけ、銀行や生命保険会社を作り上げました。そして日本初の女子大学設立のために生涯を尽くした女性のドラマです。

その第1週となる「小さな許嫁(いいなずけ)」では、産まれたときから許嫁が決まっていた、少女時代のあさと姉のはつが、どのように育ったのかが描かれています。

おてんば娘だったあさ

相撲を取る今井あさ(鈴木梨央)

時代は、1857年(安政4年)

京都随一の商家である今井家に、あさは次女として生まれました。あさには二つ上の姉、はつがいました。はつは琴の上手な優しい娘でしたが、あさはとんだ跳ねっ返りだったのです。

この時代、女性には礼儀作法やお琴などの芸事が重んじられていましたが、そろばんや書物、相撲のほうに興味があったあさは、よく父の忠興から叱られてしまうのでした。

今井家では代々娘たちは、家のために大阪の両替屋に嫁ぐことが決まっていました。はつには大阪一の両替屋「山王寺屋」の惣兵衛が、あさには大阪有数の両替屋「加野屋」の新次郎が許嫁に決まっていたのです。

ある日、大阪から新次郎が挨拶にやって来ました。そろばんを振って楽しそうに遊んでいたあさは、障子の隙間から覗く新次郎に気づきびっくりします。これがあさの新次郎との初対面でした。

あさとはつ 二人の許嫁

あさが12歳にあったある日、忠興に連れられて、二人の許嫁がいる大阪へ行くことになったあさは、大阪の街で五代才助というお武家様とぶつかり、あさの袖に入った才助のピストルをめぐって追いかけっこになります。

このとき、才助は物おじしないあさが気に入ってしまいます。

今井家一行は、二人の嫁ぎ先へ挨拶に行きましたが、あさの許嫁の新次郎は、両家のいる席に遅れてきた上に、すぐに出かけてしまう変わり者、はつの許嫁の惣兵衛は、一つも笑わない無愛想な人でした。

京に戻った二人は、大阪に嫁ぎたくないのに、どうにもならない状況に泣いてしまうのでした。

許嫁が入れ替わった秘密

あさは、女子も学問を学べば、お嫁に行かなくても良くなると考え、一人で寺子屋に行きます。しかし、女子の学問を良しとしない忠興は、あさを押し入れに閉じ込めてしまうのでした。

そこへ新次郎が訪ねてきて、押し入れのあさに、そろばんを手渡し「よく考えてからお嫁に来たらよろし」と言って、帰っていきます。この出来事で、あさの中で何かが変わろうとしていました。

ある日、母の梨江は「女子は物みたいに貰われていく」と言ったあさに、それは違うと教えます。昔、山王寺屋からあさのおてんばを理由に、はつと入れ替えてほしいという申し出があり、それを激しく怒ったことがあったからです。

最後は新次郎の受け入れで、自分たちの許嫁が変わったことを知ったあさは、母から誰にも言わない約束をさせられるのでした。

また、あさには新次郎からの贈り物ということで、特別にそろばんの勉強が許されたのです。

あさが産まれた時代背景

あさは明治となる20年前に産まれました。

京随一の両替屋と言われた今井家にも危機が訪れていました。明治になる15年前、武士の時代とはいえ、徳川幕府や大名たちは、大変な財政難に陥り、商人から莫大なお金を借り続けていたのです。

今からおよそ150年前(あさが子どもだったころ)、大きな商家の結婚は家と家の結びつきが大切にされ、産まれたときから許嫁が決まっていることや歳の差があることは珍しくありませんでした。

第1週 小さな許嫁(6話分)

※各話の題名は、本ブログで任意につけたものです。

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